コナツさんとミカゲのはじめまして。
ミカゲがヒュウガの家に来た翌日になります。
本文はいつだって続きからあります。
私がその光景を見た時、
本気で、この人ついに隠し子を作ったのかと思っ「コナツの中で、俺はどんなカテゴリー扱いされてるのさ。」
「口に出ていましたか。申し訳ありません」
「申し訳ないというなら、まずその疑いの目線からやめてくれない?一応言っておくけど、この子は俺の子供じゃありません。更に言っておくと、血も繋がってない。この子は、俺の親父の再婚相手の連れ子で、ミカゲって言うの。ミカゲ君、ご挨拶して。」
「ミカゲですっはじめまして!」
「はじめまして、君のお兄さんの後輩の、コナツです。」
ソファーから降りてぺこんと小さな体を折る子供に対し、コナツは体を屈める。手を伸ばし頭を撫でると気持ち良さそうに満開の笑顔を浮かべた。
若草に近い金の髪に煮詰めた砂糖を思わせる瞳には、成る程確かに血は繋がっていないのだろうと推察できる。この子の中に、黒髪紅眼の遺伝子は見当たらない。
「本当にヒュウガさんの隠し子じゃないんですね」
「だからなんでそこで隠し子疑惑が出てくるの?」
呆れたような声とともにコナツから義弟を取り上げたヒュウガは膝の上にその子供を乗せてテーブルにあった小さな人形を持たせた。
「子供の扱いに慣れている所ですかね」
「女性関係じゃなくてそっちなの」
「遊んでいるようでいて意外と遊んでませんからね。ヒュウガさんはどっちかっていうと成り行きでそうなった人と出来ちゃっていそうです」
「ねえ、コナツの中の俺ってどんなレッテル貼られてるの」
嘆息しながらもその手には玩具ではしゃぎすぎて下手をしたら膝から転げ落ちそうになるミカゲの腹を動く動作に合わせながらも抑えている。座る位置を正してやりながら、時折玩具を取り上げてミカゲの手の届かないギリギリまでもちあげては返したりする姿からは彼がこのくらいの歳の子供を相手にするのが初めてだとは信じられない光景だった。
「私の中での貴方のレッテルはともかく、ミカゲ君を預かる事は確定なんですよね?」
「いや、ともかくじゃなくてまずそこを正そうよ。預かる事は確定ではあるけどさ。」
「仕事はどうするんです?」
「元々ミカゲのお母さんが預けてた保育所がここから近いから、そこに預けて行くよ。」
そのへんの手続きはちゃんとしてくれていったみたいだから。そういって笑う上司を見上げて、嘆息。
・・・子供を育てるということがどれほど大変か、この人は判っているんだろうか・・・
第三者の方が不安
Who knows where things are!
