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ヒュウガさんと子ミカゲ君が兄弟あるいは親子なら。の擬似パラレル。 小話だったり会話文だけだったりと、勢いで書いていきますので会話文が苦手な方などがいたらすみません。 一応、話の最初で注意書きは書きます。 現代パラレルでは義理の兄弟で、 原作パラレルでは擬似親子。 現代パラレルは「はじめまして。」を読んでいただけると判りやすいです。
2026/02/04  [PR]
 

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・ヒュウガさんとミカゲ君。時間軸的にはハクレンと仲良くなった後
・出てきてないのにハクレンがおかん

おけー☆な方は続きからどうぞ










雨が降っています。
紫陽花が花を咲かせるこの季節、お外で遊ぶ事が大好きなミカゲ君はいつもゆううつです。
雨に降られたら風邪を引いてしまいますし、みんなが心配してしまうから。
今日も今日とて空の涙が降りやまないので、カタツムリも雨宿り。
ミカゲ君もさぞゆううつになっている、筈なのですが、今日に限ってはそうではありませんでした。
「えへへー。」
「こらこら、あまりはしゃがないの。」
緑色のポンチョ型レインコートを来てくるくると回る弟を見てヒュウガさんはひたすら苦笑いです。
でも本当は、ちょっと嬉しかったりします。
ずっとうつむき加減だったミカゲさんがとても楽しそうなのですから、そりゃあ嬉しいというものです。
「みずたまり、ぽーん。」
「あんまりおっきいのは飛び越えちゃ駄目だよー。」
「はーい。」
ミカゲはひらひらと手を振って、言われたとおりに少しちいさめの水たまりを飛び越えていきます。
一方、軽く言っていますがヒュウガさんはとても本気です。だってはねたら泥がつく。
泥の洗い方なんて知らないヒュウガさんにはどうしたらいいのかわかりません。
おとなりのハクレンくんはどこに嫁に出しても恥ずかしくないりっぱな主婦なので彼にきけばいいのですが、最近なんどもわからないことを聞いているので、ここらで少しばかりお休みしたいと思っているのです。
そんな心配をよそに、ミカゲはぽんぽんと水たまりを飛び越えます。
10個目の水たまりを飛び越えたところで、ななめ上のそらを見上げたミカゲは、何かがそらから落ちてくるのをみつけました。
「に?」
その白い細いすじは、ミカゲが何だろうと首を傾けていくまえにあっというまに下に落ちきって消えてしまいます。
・・・どどーん・・・
「どどーん?」
「あ、雷だねー。ミカゲ君、雨ひどくなるから早く帰ろうか。」
何の音かと思う前に、隣へと追いついたヒュウガさんがミカゲと同じ方角を見つめて言います。
「かみなり?」
「うん?ミカゲくんは初めてなんだね。じゃー帰ったらお家の中から見てみよう。」
きっと、すごい迫力だよ。
楽しそうに笑うヒュウガさんに、ミカゲもおもしろいことがあるんだと思って、おもいきり首を縦にふります。この後間近で雷を見ることになっておびえて泣くなんて知らずに。
そしてヒュウガさんもこのあとスーツを濡らしてしまった事を偶然居合わせたハクレンに見つかるなんてしらずに、レインコートを着たままのミカゲを抱き上げます。
「にいちゃん、濡れるよー?」
「大丈夫だいじょーぶ、このくらい。」
ちっとも大丈夫じゃない!!と一回りもちがう少年に後でしかられるとは思わず、ヒュウガさんは早足であるき始めます。
「帰ったら、かみなり見学だー。」
「おー!」
とりあえず今は幸せは二人は、楽しそうに帰りつきました。

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